米国の庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の「2005年日本庭園ランキング」で、足立美術館の庭園が2003年、2004年に続いて、3年連続で「庭園日本一」に選ばれました。庭園もまた美術のひとつとして見事に構成された館内では、見学中にあちこちから「すごい!」の声が聞こえてきました。四季を通して訪れたい庭園のひとつです。あいにく天候がもうひとつだったのですが、それでも十分に堪能できました。晴天の日はどんなにすばらしいでしょう。
http://www.adachi-museum.or.jp/ja/index.htmlちなみに2位は「桂離宮」、3位は「山本邸」と、専門誌ならではの視点を感じます。私の好きな高松の栗林公園は15位でした。
さて、松江に行ったのは今から20年ほど前。当時、友人2人とサイクリングしたのですが、スタートは四国・香川の丸亀港。福山に渡り、そこから上下町、三次市と北上し、中国山地を超えて出雲へ。3日目に宍道湖を左手に見ながら松江の街に入ったことを思い出します。1日あたり100km走行し、テントを張ってキャンプしながらのツーリングで、松江に入ったのはちょうど夕刻でした。宍道湖に浮かぶ島「嫁が島」を背景に太陽が沈んでいくシーンは、あまりの美しさに言葉にならないほどでした。
今回は宍道湖を望む大橋川沿いにある、小泉八雲ゆかりの「大橋館」に泊まりました。翌日は松江城、武家屋敷、小泉八雲記念館、旧居などをレンタサイクルで見て周りました。湖をぐりりと囲むように街が形成されていますが、城下町の風情としっとりとした街並、文化の香りも感じられ、20年振りの旅でもう一度青春時代に返ったような気がします。
松江へのはじめての旅から20年、今回はレンタサイクルでしたが、自転車のペダルをこぎながら、頭の中をロッド・スチュアートの「For The First Time」の曲がかけめぐっていきます。まるで「初恋」のような街!小泉八雲がなぜこんなにも愛したのか、行ってみるとわかるような気がします。
写真は足立美術館の庭園です。